ミッション4 『新任班長』
第四回

 彼は、ひたすら無言でその作業に集中していた。その彼に習うように、当たりも無音を保っている。いつものように、同室の同僚は今日も部屋を不在しており、そこはまるで彼専用の部屋のようである。同僚は平日、休日を問わずほとんど部屋を空けており、同僚にとってこの部屋は寝泊りする為だけの部屋と言った感覚になっているのかもしれない。
彼は、ひたすら無言でその作業に集中している。
一つの事を延々とやり続ける事は、”猿の様に”と形容される事があるが、それは愚かな行為なのだろうか。人間とて、元々猿だったのだから、それを考えれば”猿の様に”物事をやり続けて何が悪いのだろうか。まるでそれは、自分達の事を罵っているに過ぎないのかもしれない。
彼は、ひたすら無言でその作業に――集中していたと思った瞬間、突然誰にともなく話し掛ける。
「どうやら、これはもう少し良い部品がなければいけないようですよ」
 まるで、同室の同僚に話し掛けているかのようなその呟きは、決して返事を期待している訳ではないようだ。そもそも、いくら無言で集中している彼とて、部屋の中に自分ひとりしかいない事ぐらい、分かりきっている。同僚が部屋を出る際に口にした言葉は、今でも脳裏に焼き付いている。
『ちょっと暇つぶししてくるぜ』
彼が部屋を出る時には、必ずと言っていい程この言葉を口にする。まるで、当てのない旅にでも出るかのようなその言葉とは裏腹に、彼の行動には計画性がある。それを裏付ける理由としては、前日に必ずと言って良い程、翌日の出掛けるルートをシュミレートするのだ。その割には集合時間に遅刻する事が多いと言う、時間にはルーズなのが玉に瑕である。
「やっぱり、双方が同じ性能では面白くありませんからね」
 言いながら、ギュゼフは自分の相棒を両手に持って、双方を比べてみる。右手、左手と順番に見る相棒は、共にほぼ同じ形をしていた。素人目に見たならば、同じ形をしている様にしか見えないその銃は、本来は共に同じ名前の銃である。
ベレッタM92F。
ごく一般的な拳銃として有名なこのモデルは、L地区支部の制式銃と同時に、ギュゼフの一番お気に入りの銃だ。傍から見れば、地区支部から支給された銃をそのまま使用している様に見えるのだが、それは大きな間違いである。元々この型が好きだったギュゼフは、L地区支部に配属される前からこの銃を使用していたからだ。
片方は、L地区支部でも支給される物と同じ黒光りした、一般的なモデル。ただし、彼なりの改造が施されており、通常のモデルよりも装弾数が多い上に、射程も僅かだが長くなっている。加えて、彼の手に馴染むようにグリップを組み替えており、まさに自分専用のモデルに仕上げてあった。故に、彼はこの銃をこう呼んでいる。”ベレッタM92F改・ギュゼフカスタム”
もう片方については、形こそ一般の物と酷似している為に違いはそれほど見当たらないが、今では珍しい”シルバーモデル”を採用した型である。基本性能こそ変わらぬものの、その外見は通常のモデルとは比べ物にならない程美しい色合いをしている。ただ、珍しいモデルだけに、改造するための部品をあまり入手出来ないのが難点である。細かいところの改造は施してあるものの、外見はほぼ元のモデルと同じだった。せめて、専用マガジンさえ入手出来れば、もう少し装弾数を増やせるのだろうが、残念ながら今の所ギュゼフが入手出来るルートはない。
「シルバーの方は、もう少し他の改造をしたいところですが……。むしろ、こっちは近距離戦ように改造するのも面白いかもしれませんね。カスタムの方は半分遠距離仕様みたいなものですし」
 誰にともなく話し掛ける事を、人は独り言と言う。この部屋には彼しかいない事を踏まえると、今の彼の言葉はどんな理屈を言い並べても独り言になってしまうのだろう。だた、彼にとってはそんな事はどうでも良い。今は、自分の相棒を改造する為の案を練っているのだから。
「そうと決まれば話は早いですね。フェイズの所で部品調達といきましょうか」
 言うが早いか、ギュゼフは手元にある二挺の銃を手にして、傍らに置いてあった専用のホルスターに納める。それをそのまま自分の両腰に装着すると、その場で立ち上がり思い出したように呟いた。
「それにしても、今日は暑かったんですね……」
 今まで、銃の改造に集中していたために、その暑さを感じていなかったのだろう。残念ながら、ショウとギュゼフの部屋では二人揃わなければエアコンをかけてはいけないと言うルールが設定されている。これは、電気代や水道代を二人で半分ずつ出し合っているために、部屋全体に効果を及ぼすエアコンは、片方だけが使用しては不公平だと言う、共通の意見により定められたルールである。
この異常な気候を考えると、一人だけ家にいる事が多いギュゼフには不利なルールだったのかもしれない。だが、今のギュゼフには、そんな事ですらあまり気にする事ではないようだった。今はひたすら、自分の相棒の改造計画を達成させる事が彼の望みなのだから。

 暑いのには強い。
周りからは変な目で見られる事があるが、強くて何が悪いと言うのだ。この夏の暑さの中でも、長袖を着て何が悪いと言うのだ。すれ違う人に偏見の目で見られる事に不機嫌を抱えながら、彼は一人愚痴をこぼす。
「けっ、人の体質にイチャモンつけてんじゃねぇよ。暑さに強くて何が悪いんだ。一年中長袖着てるのが、そんなに珍しいか」
 ただ長袖を着るだけではなく、黒を基調とした服装をしている為に、さらに暑さを吸収して熱を帯びているように見える。加えて、彼の逆立った髪の毛は炎を思わせる髪型である。髪の色が茶色なところだけが、唯一の救いの項目なのかもしれない。
ショウ・カッツ。彼は、基本的に暑さに強い体質をしている。彼が暑がっているところを見た者は、ほとんど存在しないだろう。彼が半袖を着ているところを見た者は、この世に存在しないのかもしれない。それほどに、彼は暑さに強いと言う事だ。
「お陰で、こっちの気分まで落ち込んじまったぜ。仕方ねぇ、本買ってから退散だ」
 今日は、昨日から予定していた通り、商店街に買い物をしに来ていた。彼が今いるのは、『ヘッダースタジアム』の4方向に伸びているショッピングモールの南側に位置する、いわゆる『サウスモール』と呼ばれている場所だ。このモールは4つのモールの中でも、一番栄えている事で知られており、それだけ人通りも多い活気に溢れた場所である。
「それにしても、今日は妙に人が少ねぇな。今日はどっかで何かある日だったか?」
 いつもの活気溢れたモールとは打って変わって人が少ないのには、何か理由でもあるのだろうか。ここに人が集まらない理由があるとすれば、他の場所で何か特別なイベントか何かがあるのかもしれない。ただ、L地区でイベントがあると言えば、この『ヘッダースタジアム』で行われる事が多いために、他の場所でイベントなど珍しい事である。
「もしかしてあれか。”展望丘陵区”の花火大会の日だったか?」
 L地区で『ヘッダースタジアム』以外の場所でイベントを開催すると言えば、地区の西側に位置する『展望丘陵区』で毎年夏の終わりに行われる花火大会ぐらいな物だろう。他には、人が集まってイベントを開催するような場所は思い当たらない。
「こんな事なら、リスティでも誘っておけば良かったな。花火大会か……結構燃えるシチュエーションだよな」
 勝手に今日が花火大会だと決めつけたショウは、一人残念そうに肩を落としていた。モールに人が少ない本当の理由は、あまりの暑さにより外に出る人があまりいないのが理由だとは、暑さに強いショウが気付くはずもないだろう。
「けっ、下調べしてなかった俺がいけねぇな。腹癒せに、本買ったら射撃でも行くか」
 言いながら、腕まくりをする仕草をして、毎週愛読している『弾丸専門雑誌』を購入するために、本屋へ足を運ぶショウだった。

 暑い時に歩くと、暑さが増す。そもそも、歩く以外の行為をしたとしても暑さが増す。ようするに、暑い時には何もしないに限ると言う事なのだろうか。いや、本当に暑い時には、何もしなくても勝手に汗が出てくるのだから、どうせ暑くなるのならば、彼は動いて暑くなる事を選ぶだろう。
「ま、暑くて汗かくのは、健康的な証拠ですね」
 言いながら、ギュゼフは額に流れる汗を左手で拭う。彼は、自分の部屋を出て、相棒の改造を施すための部品を求め、友人であるウエストの家に向かっている。彼が何故歩いているのかと言うと、理由は簡単だった。彼は、アドやショウのように、オートカーやオートバイを所有していないのだ。オートカーの免許だけは持っているのだが、実際の乗り物を持っていないと言うのは今時珍しい事である。
「それにしても、いつもにも増して暑いですね……。気持ち良いを通り越して、不快な気分ですよ。まぁ、それもあそこまで行けば変わってくれる事でしょう」
 あまりの暑さにより、適度どころか大量の汗が流れてくる不快に顔を歪めながらも、数十メートル先に見える『あそこ』が視界に入り、ギュゼフの足取りも軽快なものへと変わっていく。
彼の言う『あそこ』と言うのは、L地区でも数少ない彼の好きな場所の事を示す。ウエストの家――フェイズィラボの近くには、『森林公園』があり、ここの場所には大量の草木が植えられている。風の通る開けた場所に位置している為に、暑さを紛らわせるにはもってこいの場所なのだ。だが、それは一般的な考えであって、ギュゼフがこの場所が好きな本当の理由はもう一つの理由にあった。
「ん〜、やっぱりここは一番落ち着く場所ですね。緑に囲まれたこの場所こそ、私にとって本当の憩いの場所。人は、身体を自然にさらされた時、本当の幸せを実感出来るものですよ」
 誰にともなく一人ごちるギュゼフの表情は、いつもの冷静な表情とはまた違った表情を見せている。それは、本当の自分を恥ずかしがる事なくさらけ出しているようで、まるで子供が浮かべる嬉しさの表情だった。
ギュゼフは、知る人ぞ知る『自然愛好家』である。今では『自然』なままの姿で残った憩いの場所は少なくなっており、このL地区でも自然が残っているのは、この『森林公園』と『展望丘陵区』ぐらいなものである。年々減る自然の色に、ギュゼフも含めた自然愛好家は涙を流すばかりである。近代化と称して森林伐採を行ったり、路面をアスファルト化したり、交通の便を図るために山を削る事は、確かに人間が生活する上では必要な事なのかもしれない。ここの『森林公園』も、いつ交通の便を図るためと言う理由で取り壊されるか知れたものではない。
「気のせいか、いつもより人が多いみたいですが、何かあったのでしょうかね? それとも、皆涼しむために”自然”を求めているのでしょうか?」
 休憩がてら、公園に設置されたベンチに座って『マイナスイオン』の吸収を楽しむギュゼフは、ふとそんな事をに気付いていた。この暑さの所為か、涼しさを求めて森林公園に足を運んでくれる人が増えている事は、彼にとってだけではなく、公園にとっても良い事と言えよう。少しでも多くの人が、この公園の必要さを実感してくれれば、取り壊しされる危険性も減ると言うもの。やはり、人間にとって本当の憩いの場所と言うのは、自然の中に存在するのかもしれない。

 A地区からZ地区のそれぞれの地区には、数箇所の地区を除いてB-Fogの支部が設けられている。まだ組織としてはそれほど大きくないB-Fogは、全国規模にまで至っていないのが現状だ。それに比べて、ラボラトリーと呼ばれるバイオガンの研究施設は、存在しない地区を探す方が大変な程、全国規模にまで至っている。バイオガンに反発する組織と、バイオガンを流用する組織の規模はそれほどまでの差がある。B-Fogの各支部は、基本的に自分達の地区を専門にバイオガンに関連した事件の解決に精を出している。地区によりその事件の発生率は違うが、L地区は比較的事件の少ない地区で有名だった。それは、この地区がそれだけ治安が良い事もあるが、この地区に存在するラボラトリーが、地区民達の敵対組織として存在していない事が最大の原因だろう。
 主にラボラトリーの役目としては、新しい『バイオガン』の効能や性能を研究する施設であり、その研究結果を持ち寄って、各地区に点在している生産工場へ情報が提供される。いわゆる、『バイオガン』の開発を行うのが主な役割と言えよう。だが、ラボラトリーの役目はそれだけではない。『バイオ』の力を追求し、戦闘以外の場所で活躍する力を研究する事もまた、ラボラトリーの役目と言える。即ち、全てのラボラトリーが『バイオガン』の研究をしているとは限らない、と言う事だ。
 ここ、L地区のラボラトリーである『フェイズィ・ラボ』は、主に『バイオ』の力を他の力に役立てようと研究する施設である為、地区民達の批判の声はほとんど聞こえて来ない。それどころか、日々地区民の役に立つ研究を続けている為に、ラボラトリーへの投資をする地区民も少なくない。
「いつもごめんなさいね。うちの子ったら、パソコン作業を始めたら地震、雷、火事、親父にも動じない子なのよ」
 室内は、適度にエアコンが効いている為に、外にいる時に比べて快適な空間である。ただし、自然好きなギュゼフにとって、このラボには不満要素がある。それは、このラボには一切の緑が存在しないのだ。理由は簡単で、ここの責任者であるイースト・フェイズィが緑が苦手だからである。
そのイースト・フェイズィの助手であり、妻でもあるサウス・フェイズィにラボの中を案内されながら、軽く会釈をするギュゼフは、胸中で苦笑していた。ウエストは相変わらずの性格であり、母親にまでその性格を曝け出しているのだ。彼の性格上、相手に合わせて対応を変えるような器用な真似はしない。それに比べてギュゼフは、仲の良い気の知れた相手以外には、必ずこうして冷静を装って大人らしいところを見せようとする悪い癖がある。それは、親友の肉親に対しても態度を変える事なく、こうして常に冷静な対応をしているのだ。
「今日はこっちの部屋で作業してると思うから、遠慮なく入っちゃって良いわよ。何なら、作業の邪魔なんかしちゃって頂戴な。あ、冷たい物持ってくるから、少し待っててね」
 実の母親の言葉とは思えない様な事を口にしながら、サウスはにこやかに笑って見せる。そんなサウスに苦笑いを浮かべそうになるが、思いとどまり、短く返事をする。
「いえ。お構いなく」
 どうみても社交辞令にしか聞こえないその言葉に、サウスは気にする事なく再び微笑むと、ギュゼフの前から姿を消した。
「ウエストの母親は、ちょっと苦手ですね。対応に疲れます……」
 本人がいない事を良い事に、ギュゼフはそんな事を独りごちる。そんな物は存在しないだろうが、盗聴器でも仕掛けてあったらどうするつもりなのだろう。何にしても、いつまでも部屋の前で立っていても仕方がない。ギュゼフは、改めてウエストの家の大きさに溜め息をつきながら部屋のドアを開いた。
「あー、ダメダメ。これからがウエストアワーなんだから、こんな事で作業中断出来ないんだって!」
 ギュゼフが部屋に入った瞬間に、まるでそれに反応するかの様に部屋の中にいた人物――ウエストが何やら大きな声を上げていた。ウエストにしては珍しい反応だと思いながらも、ギュゼフはそのまま無言で彼の傍まで近づいてみる。そして、ギュゼフがウエストの真横にまで近づいたにも関わらず、ウエストは何も反応を見せなかった。それどころか、何やらキーボードを打つ手がいつも以上の早さで動いているではないか。そう言えば、先程『ウエストアワー』と言う言葉を口にしていた事を思い出し、あの大声は偶然ギュゼフが部屋に入ってきた時に口にしただけだと言う事に気が付く。
「全く。いつも通りの反応で、キミは私を裏切らないでくれて嬉しいですよ」
 まるでアドの様に大袈裟に肩を竦ませるギュゼフは、心の底から親友に対して呆れの色を見せていた。だが、物事に集中して周りが見えなくなるのはギュゼフにも言える事で、あまり人の事を言えた義理ではないのだが、彼がそれに気が付く事はない。
「これは、当分、こちらに気付く様子はありませんね……」
 言いながら、ギュゼフは近くにあったソファに腰を掛けて寛ぐ事にする。ウエストの母親には、作業を邪魔しても構わないとも言われたが、彼の作業の邪魔をしてもあまり意味がない事をギュゼフは知っている。ウエストの母親自身も口にしていたが、地震、雷、火事、親父にも動じない彼が、ギュゼフの邪魔ぐらいで動じるはずがない。もしかしたら、ウエストの母親はその事まで分かっていたからこそ、あんな事を言ったのかもしれない。
「よし、これで予約完了。あとでギュゼフにも教えてあげないといけないなぁ」
 と、不意に自分の名前が呼ばれた事に驚いて、ギュゼフは思わず返事をしてしまった。
「はい? 私が何か?」
 そして、ウエストも同じ様に、まさか自分が想像していた相手が目の前にいるとは思っていなかったようで、驚きの表情を見せる。とは言っても、彼が大袈裟に驚くような事はなく、淡々とした表情でそれを告げるだけなのだが。
「おや、ギュゼフ。これは奇遇ですね。ちょうど良い、今連絡しようと思っていたんですよ」
 どうもいつも彼のペースに引き込まれガチな所があるが、こちらに気付いてくれたのだから好都合だった。今回、わざわざここに訪れた用事を済ませる為に、ソファから腰を上げて口を開く。
「それは奇遇です。私もキミに用事があったんですよ。今日は――」
「たった今、ギュゼフの銃専用のカスタムパーツをネットで予約しておきました。ほら、先日言っていたでしょ。 銃の性能を上げたいって。ちょうどデータ収集してたら、良いパーツがあったから」
 自分の言葉を遮られた事に、一瞬腹が立ったギュゼフだったが、次の瞬間にその怒りは消え去っていた。それどころか、予想外の親友の言葉に、嬉しさを隠しきれなかった。
「それは奇遇です。実は、私もそのカスタムパーツの情報を貰いにここに来たんですよ。ウエストの情報網は流石ですね」
 これは正直な気持ちだった。まさか、自分が求めていた事を、親友がすぐに対応してくれた。いや、正確に言うならば、自分が求めを請う前にそれを成してくれたのだから、まさに神業と呼べるのかもしれない。
「あ、そうそう、調べてる途中で面白い情報を見つけましたよ。なにやら、今後バイオガン連盟が大きな動きをするらしいですよ。もしかしたら、僕たちとも何か関わりがあるかもしれません。ん? これは……」
 ウエストはそこまで言うと、突然パソコン画面に視線を落とす。どうやら、何か新しいメールでも受信したらしく、そのメールが彼にとって興味深い情報だったようである。
「やれやれ。これでまた、しばらく”ウエストアワー”が続くんでしょうか」
 再びパソコン作業に戻ってしまったウエストに視線を向けながら、ギュゼフは再度大袈裟に肩を竦ませてみせたのだった――。

      

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